個人情報とAI

個人情報とAIの使い方を、先に確認します。

AIに任せきりにしない評価のために

Nozomi☆Eyeでは、AIをコメント案や評価理由の整理に使います。成績や合否をAIだけで決めることはせず、教員・評価担当者が壁打ちしながら内容を確認してから共有します。

基本方針

結果を共有する前に、人が確認します。

AIは、答案やレポート、提案資料、発表資料などを読むための補助として使います。本人の努力や学びを決めつけるためではなく、良かった点、伸ばせる点、次に取り組むことを見つけやすくするために使います。

  • AIだけで決めない成績、合否、選抜結果をAIだけで自動決定しません。
  • 必要な情報だけ使う氏名や学校名など、評価に不要な情報はできるだけ使いません。
  • 共有前に読む教員・評価担当者が、表現、個人情報、評価の理由を確認します。
  • 確認先を決める質問や再確認が必要な場合に、誰へ相談するかを導入前に決めます。

扱う情報

何を使うか、何を減らすかを分けて考えます。

評価に必要な材料と、個人を特定しやすい情報を分けます。必要がない情報は、番号や記号に置き換えるなど、扱う量を減らします。

評価の材料答案、レポート、提案資料、発表資料、探究ノート、研究計画、振り返りなどを扱います。
個人を示す情報氏名、学校名、学年、クラス、番号などは、必要な場合だけ扱います。不要な場合は伏せる、または記号に置き換えます。
評価結果評価項目、理由コメント、レーダーチャート、学習者プロファイル
(Next LP / LP1-LP5)を扱います。
運用で決めること保存期間、削除の方法、質問や再確認の受付方法は、利用する学校・団体と事前に確認します。

AIの範囲

AIに使うことと、使わないこと

使うこと評価観点の整理、コメント案の作成、理由の整理、見落としやすい観点の確認。
使わないことAIだけによる成績決定、合否決定、受講評価、人事上の判断、本人へ伝える内容の無確認配信、確認観点にない個人的な判断。
人が確認すること評価の理由が説明できるか、表現が強すぎないか、個人情報が必要以上に入っていないか。
AIの限界AIの出力は提案で、誤りや偏りが含まれる可能性があります。根拠資料と照合し、人が修正します。

事前に文書で確認すること

保存、削除、外部送信、AI学習利用の有無を確認します。

学校、企業、団体で扱う情報の重さは異なります。導入前に、誰が見られるか、どこまでAIに渡すか、いつ削除するかを具体的に決めます。

保存期間と削除方法提出物、評価結果、AI処理ログの保存期間、削除依頼先、削除手順を確認します。
管理責任者と権限学校・団体・法人側の確認者、運用責任者、閲覧できる人を決めます。
外部AIサービスへの送信送る情報の範囲、匿名化・記号化の方法、社外秘資料や未公表データの扱いを確認します。
AI学習利用の有無入力内容をAIモデルの学習に使うかどうかを事前に確認します。
第三者提供・委託委託先、第三者提供の有無、契約や説明文に入れる内容を確認します。
質問・訂正・再確認生徒、保護者、受講者、担当者からの問い合わせ先と再確認の手順を決めます。

生徒・保護者の方へ

結果は、次の学びに使うためのものです。

評価結果は、本人を決めつけるためのものではありません。気になる点があるときは、学校・団体で決めた担当者に確認してください。点数だけでなく、理由コメントや次に取り組むことも一緒に見ると、次の学びにつなげやすくなります。

読む順番

良かった点から見る

まず、何ができていたかを確認します。そのうえで、伸ばせる点を見ます。

確認

分からない点は確認する

コメントの意味や評価理由が分かりにくいときは、担当者に確認します。

次の行動

次に1つ取り組む

一度に全部を直そうとせず、次に取り組むことを1つ決めます。

導入前確認

評価の目的と、情報の扱いをそろえてから使います。

学校、団体、企業などの利用形態に合わせて、扱う情報、AIの利用範囲、人が確認する流れを整理します。